タマゴのぼうしはすばらしい 掲示板

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1974年版「カリメロ」について。 井手隆久 2014/10/06(月) 20:36
Re:1974年版「カリメロ」について。 Laver@管理人 2014/10/08(水) 21:24
Re:1974年版「カリメロ」について。 井手隆久 2014/10/12(日) 8:06
Re:1974年版「カリメロ」について。 Laver@管理人 2014/10/15(水) 0:42
Re:1974年版「カリメロ」について。 Laver@管理人 2014/10/19(日) 22:23
Re:1974年版「カリメロ」について。 井手隆久 2014/10/26(日) 9:33
Re:1974年版「カリメロ」について。 Laver@管理人 2014/10/28(火) 20:45
Re:1974年版「カリメロ」について。 Laver@管理人 2014/11/24(月) 21:20
Re:1974年版「カリメロ」について。 井手隆久 2014/12/07(日) 10:18
Re:1974年版「カリメロ」について。 Laver@管理人 2014/12/10(水) 23:12

1974年版「カリメロ」について。
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 井手隆久  - 2014/10/06(月) 20:36 -

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はじめまして、井手隆久と申します。
今月「カリメロ」の3度目のリメイクが放映されるということで、検索したらこちらにたどり着きました。
こんなに熱く「カリメロ」を語っておられる方々がいらっしゃるのに驚きました。
特に1974年版に愛着をお持ちなようで、そこにも驚きました。

実は私は1974年版「カリメロ」の脚本を書いていた者です。
関係者の一人として、皆様のご愛顧にお礼を申し上げつつ、当時の状況を少し語れればと思い書き込む次第です。

ご存知のように「カリメロ」はイタリアの漫画で、イタリアでは誰もが知っている人気キャラクターということで日本に紹介されました。
しかし、イタリア版アニメ「カリメロ」は一話が3分程度のショートムービーで、そのスタイルは日本ではうけないだろと思えました。

そこで、若干の「日本ナイズ」をせねばなりませんでした。
最初にそのことにあたったのは、今では巨匠脚本家となられた山田太一氏でした。
山田太一氏は原作を換骨奪胎し、カリメロという幼い子供が荒野をさすらい、様々な人に出会って成長して行くという物語を構想しました。毎週30分の放送ですが、例えば「世界名作劇場」のような感じで長いお話を提供出来ないかと考えたわけです。

しかし、その構想はイタリアの原作者との交渉がうまくいかず、頓挫しました。もし実っていれば現在我々が思い出にしている「カリメロ」とは違うものが出来ていたかも知れません。

1974年版「カリメロ」は日本放映と同時にイタリアでも放映されることがすでに決まっていましたので、日本側の思惑だけで進めるわけには行かず、必ずイタリアの原作者との交渉をしてからでないと脚本を書くことは出来ませんでした。

山田さんは監修という立場になられ、私を含めた3人が1クール全部を手分けして書くということになりました。とにかく時間がありませんでした。
各自が思いついたストーリーをイタリアに送り、原作者とのご合意が得られた分から書き進めました。

掲示板に「プリシラの家は何処にある?」という疑問が出されていましたが、設定の細かな部分で一貫性がないというのはそういう事情で、大雑把な設定の確認のみで、みんな一斉に書き初めていたためそういうことが起きました。

アニメは東映動画が担いましたが、彩色の部分を外国に下請けに出したので、要請した通りの彩色にならなかったりして、直しが何度も必要で、進行は混乱しました。
当時外国に下請けに出すなどということは先駆的なことでしたが、運の悪いことに、その国と政治的なトラブルが発生し、国交断絶も起きかねない状況が発生しました。
進行が遅れるどころか、セル画が戻って来ないかも知れないという試練を「カリメロ」はくぐらねばならなくなったのです。

まあ、日本の首相があまり強硬な手段をとらなかったので、国交断絶にはならず、セル画は戻り、なんとかオンエアにこぎつけ我々はホッとしました。

「カリメロ」はとても好評で、確実に視聴率は上がり続け、下がることは一度もありませんでした。そして当時としては珍しく、男の子にも女の子にも人気があり、すぐに2クール目の放送が決定しました。


2クール目に入った時、火曜日の放送というのは変わらなかったのですが、放送時間の変更があったと思います。30分ほどずれました。

この時異変が起きます。

順風満帆、右肩上がりの視聴率で来た「カリメロ」ですが、2クール目で裏番組に強力なアニメが登場します。
その為、視聴率はガクンと落ちます。

それほど裏番組は強力でした。

裏番組は、実は再放送で、レギュラー放送は日曜日の夕方でしたが、あまりの人気故に火曜日も再放送をしようという編成が当時組まれたのでした。
「カリメロ」は幼いお子様には圧倒的人気があったのですが、結局視聴率的には報われず、3クール目は作られませんでした。

日曜日の夕方に放送されている高視聴率アニメといえば、もうお分かりだと思いますが、現在も放送中の「サザエさん」です。
さすがは「サザエさん」、再放送でも大変な視聴率をはじき出し「カリメロ」は吹っ飛ばされたわけです。

「サザエさん」に負けない番組として育て上げられなかったスタッフの一人としては残念な気持ちです。


1974年版は短い放送期間でしたが、こんなに思い出を持った方々がおられて、嬉しい限りです。
ちなみに、私が書いたお話は下記タイトルです。


「遅刻戦争」
「呪われたママ」
「インチキ大地震」
「ジャ、ジャ、ジャンチャ」
「大スター、カリメロ」
「ちょっと残念」
「幻の百点」
「ゆうかい魔現わる」
「ペンダント騒動」
「パパごめんね」
「しんせつな一日」
「世にも不思議な出来事」
「ボビのハンバーガー」
「肩こりこりこり」
「さよならプリシラ」
「刑事カリメロ」
「ピーターの謎」


不出来な作品群ですが、ひとつでも思い出に残っておられれば嬉しく思います。
「呪われたママ」はトラウマが残りそうな作品とどなたかおっしゃっておられましたが、幼いお子様には申し訳なく思っております。

でも、若かった私はああいうものを書きたくて仕方なかったのです。
「ママはどうして僕のことを愛しているんだろう?」(呪われたママ)
「パパとママが離婚したら僕はどうなるのだろう?」(ちょっと残念)
「僕には秘密がない。どうしたら作れるの?」(ジャ、ジャ、ジャンチャ)
「肩こりのひどいママ。でも、幼い僕には肩こりを治せる力がない」(肩こりこりこり)
といったような具合で、当時としては子供向きのアニメでそんなこと書いていいのかと危惧された内容でしたが、プロデューサーや監修の山田太一さんが守ってくれました。


3回目のリメイクが放送されるということで、久しぶりに当時のことを思い出しました。
そして今も熱く語っておられる皆様のことを知り、嬉しく思いました。

(尚、作品名とライター名が一致しないとの苦情があったと掲示板にありましたが、その通りです。Wikipediaの情報が相当にいい加減なので仕方ないと思います。)
 

Re:1974年版「カリメロ」について。
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 Laver@管理人  - 2014/10/08(水) 21:24 -

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▼井手隆久さん:
>はじめまして、井手隆久と申します。
>
>実は私は1974年版「カリメロ」の脚本を書いていた者です。
>関係者の一人として、皆様のご愛顧にお礼を申し上げつつ、当時の状況を少し語れればと思い書き込む次第です。

はじめまして。管理人のLaverと申します。
書き込みありがとうございます。
脚本を書かれた方に書き込んでいただき、大変感激です。

>山田太一氏は原作を換骨奪胎し、カリメロという幼い子供が荒野をさすらい、様々な人に出会って成長して行くという物語を構想しました。毎週30分の放送ですが、例えば「世界名作劇場」のような感じで長いお話を提供出来ないかと考えたわけです。

そういう構想があったのですね。
確かにまったく別の内容、展開になっていそうですね。
それはそれで、見てみたい気もしますが。

>1974年版「カリメロ」は日本放映と同時にイタリアでも放映されることがすでに決まっていましたので、日本側の思惑だけで進めるわけには行かず、必ずイタリアの原作者との交渉をしてからでないと脚本を書くことは出来ませんでした。

大変な事情があったんですね。
原作者のほうにはカリメロの世界観を壊さないでほしいという思いがあったのでしょうか。

>掲示板に「プリシラの家は何処にある?」という疑問が出されていましたが、設定の細かな部分で一貫性がないというのはそういう事情で、大雑把な設定の確認のみで、みんな一斉に書き初めていたためそういうことが起きました。

重箱の隅をつつくような問いかけで申し訳ないです。
そういう事情があったということを付け加えておきます。

>アニメは東映動画が担いましたが、彩色の部分を外国に下請けに出したので、要請した通りの彩色にならなかったりして、直しが何度も必要で、進行は混乱しました。

そうだったんですね。
我々の知らないところで、いろいろなご苦労があったんですね。

>「カリメロ」はとても好評で、確実に視聴率は上がり続け、下がることは一度もありませんでした。そして当時としては珍しく、男の子にも女の子にも人気があり、すぐに2クール目の放送が決定しました。

視聴率が下がらなかったというのはうれしいですね。
私は当時は小さかったので視聴率という言葉さえ知りませんでしたが、人気があったのは感じていたと思います。
現在でも知名度はそれなりにあるようですし。

>順風満帆、右肩上がりの視聴率で来た「カリメロ」ですが、2クール目で裏番組に強力なアニメが登場します。
>その為、視聴率はガクンと落ちます。

「サザエさん」は強敵ですね……。
おっしゃるとおり、幼い子でしたらカリメロのほうを見たがると思いますが、「サザエさん」は視聴者層が幅広そうですからね。

>1974年版は短い放送期間でしたが、こんなに思い出を持った方々がおられて、嬉しい限りです。
>ちなみに、私が書いたお話は下記タイトルです。

>不出来な作品群ですが、ひとつでも思い出に残っておられれば嬉しく思います。

いえ、本当に名作揃いだと思います。
特に「しんせつな一日」は、以前もここで書いたのですが、↓
http://calimero.s41.xrea.com/cgi-bin/bbs/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=7#atop
何度見ても泣きそうになるくらいで、とても好きな話です。
いろいろな人に見てもらいたいエピソードですね。

また、同じ回に放映された「パパごめんね」もいいですね。
道徳的な点から見ても素晴らしい話だと思います。

>「呪われたママ」はトラウマが残りそうな作品とどなたかおっしゃっておられましたが、幼いお子様には申し訳なく思っております。

私の場合は、トラウマというほどではありませんでしたが、インパクトは強かったですね。

>といったような具合で、当時としては子供向きのアニメでそんなこと書いていいのかと危惧された内容でしたが、プロデューサーや監修の山田太一さんが守ってくれました。

そうだったんですね。
「しんせつな一日」も「パパごめんね」そうですが、心の葛藤を描いたようなエピソードも少なくないですね。
だからこそ、より印象的なアニメーション作品になっていると思います。

>(尚、作品名とライター名が一致しないとの苦情があったと掲示板にありましたが、その通りです。Wikipediaの情報が相当にいい加減なので仕方ないと思います。)

以前、同じく脚本を担当された水谷範子様のご家族の方からご指摘をいただいてわかったのですが、こちらで掲載している各話のスタッフ名の情報はかなり怪しいことがわかりました。
私が元にした情報源は2001〜2002年にCS放送のファミリー劇場で放映されたものなのですが、どうもこれが正しいものではなかったのかという気がしています(オープニングと本編が一致していなかった?)。

Wikipediaは私はまったく関与していませんが、私のところの情報を元にして作成した可能性もありますね。そうなると、Wikipediaの記述が正しくないのは私にも責任の一端があることになりますが……。
とりあえず、書き込んでいただいた上記の回は井手様のお名前に修正しておきます。

それと、今回の書き込みを
http://calimero.s41.xrea.com/calimero.html
こちらのページに転載させていただいてよろしいでしょうか。
貴重なお話だと思いますので、この掲示板ではなく、正規の記事にしてみなさんに読んでいただきたいと思いますので。
よろしくお願いいたします。
 

Re:1974年版「カリメロ」について。
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 井手隆久  - 2014/10/12(日) 8:06 -

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▼Laver@管理人さん:


丁寧なお返事をいただきありがとうございます。

ネットという、無法がまかり通る世界で、「自分が書いていた」なんてことを言っても「ほんと?」と疑われることは間違いなく、管理人さんが悩まれるといけないと思い、なるべく当時の関係者しか知りえない内容で書き込みました。
そのため、「カリメロ」を愛しむサイトにふさわしくない、つまらない裏話を書いてしまったと後悔しております。


いくつかお返事を書ければと思い投稿致します。


>原作者のほうにはカリメロの世界観を壊さないでほしいという思いがあったのでしょうか。

そうですね。
「それはカリメロの世界ではない」「カリメロはそういう子ではない」等、様々なダメ出しをいただきました。

「パパごめんね」では「カリメロは自分のあやまちを隠したりしません。すぐに謝る子です」と言われましたが、プロデューサーが守ってくれました。
原作者さんごめんなさいという気持ちです。

「呪われたママ」でも、地下室から出て来たチェシラの手に血がついているシーンがあり、子供に血を見せるのはどうだろうか、と疑問を呈されました。
これも押し切っちゃって、原作者さんごめんなさいという気持ちです。

原作者の忍耐に感謝。


>「しんせつな一日」は、
>何度見ても泣きそうになるくらいで、とても好きな話です。


それはありがとうございます。
人生には誤解されたり、うまく自分の立場を説明出来なくて無念な心情になってしまう局面が多々あるものですが、それは哀しいかな、幼い頃から存在するものです。
このお話にはテーマらしいテーマはなく、ただ心情というか、情感だけを描こうと心がけました。

どの作品も必ず試写をやるのですが、「しんせつな一日」をやった時、試写室の女性スタッフは全員泣いたと、後でプロデューサーに言われ、「ええ?お涙ちょうだいモノを書いちゃったのかな」と少し反省しました。


>私が元にした情報源は2001〜2002年にCS放送のファミリー劇場で放映されたものなのですが、どうもこれが正しいものではなかったのかという気がしています(オープニングと本編が一致していなかった?)。


私もその放映を観ました。
テレビ埼玉での放映もファミリー劇場での放映も本編とタイトルシーンは一致していません。

もともとの放送も30分で2本放送するのに、ライター名は二人同時にクレジットされていて、誰がどちらを書いたかというのは分からなくなっています。
当時から、ええ?こんなクレジットなの?と驚いていました。

1974年版に関しては、どの話を誰が書いたかというのは、追跡不可能だと思います。K&Sが記録を残していればよいのですが、残っていなければ各ライターがあれは自分が書いたと記憶しているのみです。


>それと、今回の書き込みを
http://calimero.s41.xrea.com/calimero.html
こちらのページに転載させていただいてよろしいでしょうか。


それは構いません。
ただ、後で考えて、これは私の独断に過ぎないなという部分が発生しましたら、修正をお願いするかも知れません。


尚、下記サイトで、
http://members.jcom.home.ne.jp/0512573101/index.html
「プロフィール」に入っていただき、更に「ブラックホール」に入っていただくと2本だけ「カリメロ」の脚本を読めます。オンエア版とは少し違っています。
 

Re:1974年版「カリメロ」について。
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 Laver@管理人  - 2014/10/15(水) 0:42 -

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▼井手隆久さん:
>そのため、「カリメロ」を愛しむサイトにふさわしくない、つまらない裏話を書いてしまったと後悔しております。

いえ、貴重なお話を伺えて、本当に感謝です。

>テレビ埼玉での放映もファミリー劇場での放映も本編とタイトルシーンは一致していません。

やはりそうだったんですね。
となると、スタッフ名は削除したほうがいいですね。
脚本の判明分だけの掲載とします。

>>それと、今回の書き込みを
>http://calimero.s41.xrea.com/calimero.html
>こちらのページに転載させていただいてよろしいでしょうか。
>
>
>それは構いません。

ありがとうございます。

>ただ、後で考えて、これは私の独断に過ぎないなという部分が発生しましたら、修正をお願いするかも知れません。

承知しました。
その際はお申し付けください。

>尚、下記サイトで、
>http://members.jcom.home.ne.jp/0512573101/index.html
>「プロフィール」に入っていただき、更に「ブラックホール」に入っていただくと2本だけ「カリメロ」の脚本を読めます。オンエア版とは少し違っています。

サイトお持ちなんですね。
脚本はなかなか見られるものではないので、とても興味深いです。
ご紹介ありがとうございました。
 

Re:1974年版「カリメロ」について。
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 Laver@管理人  - 2014/10/19(日) 22:23 -

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本日更新を行ない、書き込みを掲載させていただきましたのでご確認ください。
それと井手様の「ドラマ・ファン」をリンクに加えさせていただきました。

この度はありがとうございました。
 

Re:1974年版「カリメロ」について。
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 井手隆久  - 2014/10/26(日) 9:33 -

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▼Laver@管理人さま。


私の書き込み反映していただきありがとうございました。
私の文章力が足りなくて、ちょっとまずいところがありましたので修正願えればと思います。


>山田さんは監修という立場になられ、私を含めた3人が1クール全部を手分けして書くということになりました。とにかく時間がありませんでした。 各自が思いついたストーリーをイタリアに送り、原作者とのご合意が得られた分から書き進めました。


この部分は正確ではないと後で気が付きました。
最初の打ち合わせ段階では3人のライターで進めていましたが、更に数名のライターの助けをいいただくようになりましたので、

「私を含めた3人が」を
「私を含めた数人が」に
変更していただければと思います。


それから、本棚の奥から当時の作品名とライターを記録したもののコピーが出て来ました。
初期の「放送予定表」で、このまま放送されたかどうかは記憶にないのですが、参考にしていただければと思います。


1(10/15)「バザーは大成功」(前)よしだたけし
「バザーは大成功」(後)よしだたけし

2(10/25)「タマゴのぼうしはすばらしい」よしだたけし
「遅刻戦争」井手隆久

3(10/29)「ギャング入門」広瀬浜吉
「ぼくは超能力」よしだたけし

4(11/12)「一日ガードマン」広瀬浜吉
「大金庫どろぼう」よしだたけし

5(11/19)「二人だけの運動会」(前)広瀬浜吉
「二人だけの運動会」(後)広瀬浜吉

6(12/3)「呪われたママ」井手隆久
「折り鶴に手を出すな」広瀬浜吉

7(12/10)「歌えギャング」広瀬浜吉
「インチキ大地震」井手隆久

8(12/17)「クシャミ大作戦」広瀬浜吉
「ジャジャジャンチャ」井手隆久

9(12/24)「雪やこんこんクリスマス」(前)かがみおさむ
「雪やこんこんクリスマス」(後)かがみおさむ

10(1/7)「世界一の目覚まし時計」(前)よしだたけし
「世界一の目覚まし時計」(後)よしだたけし

11(1/14)「ボビが恋してる!」よしだたけし
「大スターカリメロ」井手隆久

12(1/21)「機関車ディック」(水)との略称で明記。水谷範子さんか水口貴友さんでしょう。
「宇宙がボクを呼んでいる」(仲)との略称で明記。なかくらまゆこさんでしょう。

13(1/28)「ちょっと残念」井手隆久
「おれたちゃペペポッポ」よしだたけし

14(2/4)「大人になったら」広瀬浜吉
「乾杯乾杯また乾杯」(水谷)との略称で明記。水谷範子さんでしょう。

15(2/11)「ピーターの謎」井手隆久
  「黒いマントの魔術師」水口貴友。

16(2/18)「旅行は誰と」(水谷)との略称で明記。水谷範子さんでしょう。
「子守りの天才」広瀬浜吉

17(2/25)「ペンダント騒動」井手隆久
「花束仕掛人」水谷範子

18「あなたのわたし きみのぼく」かがみおさむ
「ゆうかい魔あらわる」井手隆久

19「春だめだかだこれなあに」かがみおさむ
「パパは不眠症」よしだたけし

20「へんてこマラソン」よしだたけし
「幻の百点」井手隆久

21「カミナリよけ大騒動」よしだたけし
 「パパごめんね」井手隆久

22「世にも不思議な出来事」井手隆久
 「ソリはリズムにのって」広瀬浜吉

23「しんせつな一日」井手隆久
 「綿菓子ふわふわ雲みたい」よしだたけし

24「きれいなバラにはとげがある」(な)との略称で明記。なかくらまゆこさんでしょう。
 「秘密の地図の秘密」よしだたけし

25「ボビのハンバーガー」井手隆久
 「ワークブックは泥だらけ」なかくらまゆこ


コピーはここまでです。


以下は、かろうじて所蔵している脚本から分かるライターとナンバーリングです。

38「正々堂々の友情」広瀬浜吉
 「肩こり、こりこり」井手隆久

40「さようなら プリシラ」井手隆久
 「雨の日のカリメロ」春山貴由

42「刑事カリメロ」井手隆久
 「赤く咲く花白い花」かがみおさむ


コピーや脚本を改めて見て、10月に「カリメロ」は始まったんだとか、まったく忘れていたことをいろいろ思い出しました。
各ライターが「カリメロ」の登場人物にいろんな夢を託して書いていた、あの熱気を思い出しました。慌ただしかったけど楽しかった。
そして、改めて、そうやって作った「カリメロ」は制作者の手を離れて、皆さんの心の中に生きているという至福をかみしめました。


>井手様の「ドラマ・ファン」をリンクに加えさせていただきました。

それはありがとうございます。
「ドラマ・ファン」掲示板はドラマのことなら、テレビドラマに限らず、映画、舞台、小説、漫画、なんでも語る掲示板です。
基本的には山田太一ドラマに心酔するファンが集っており、絶滅危惧種の自負を持つ方々ばかりです(笑)。
もちろん、現在のドラマも語っており、何か「これは凄い!」と思えるドラマがありましたらご紹介下さい。
 

Re:1974年版「カリメロ」について。
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 Laver@管理人  - 2014/10/28(火) 20:45 -

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▼井手隆久さん:
>私の文章力が足りなくて、ちょっとまずいところがありましたので修正願えればと思います。

承知しました。修正しておきます。

>それから、本棚の奥から当時の作品名とライターを記録したもののコピーが出て来ました。
>初期の「放送予定表」で、このまま放送されたかどうかは記憶にないのですが、参考にしていただければと思います。

貴重な情報をありがとうございます。
「放送予定表」の注釈をつけて掲載させていただきます。

>もちろん、現在のドラマも語っており、何か「これは凄い!」と思えるドラマがありましたらご紹介下さい。

残念ながら、私はドラマはほとんど見ないんですよね。
今見ているのは、ファミリー劇場の「太陽にほえろ!」の再放送ぐらいです。
 

Re:1974年版「カリメロ」について。
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 Laver@管理人  - 2014/11/24(月) 21:20 -

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なかなか時間が取れなくて遅くなってしまいましたが、ようやく更新できました。

>12(1/21)「機関車ディック」(水)との略称で明記。水谷範子さんか水口貴友さんでしょう。

以前の水谷範子様からのメールによるとこの回は担当されていないようですので、一応「?」付きで水口貴友様としておきました。

それと第17回以降は、この予定表と実際に放映された順番が異なっていますね。
私が参考にしたデータはCD「懐かしのミュージッククリップ」のライナーで、ファミリー劇場版(信頼性が揺らいでいますが)も同じ順番でしたので、おそらくこれで間違いないと思うのですが。
機会がありましたら、新聞の縮刷版などでチェックしておきます。
 

Re:1974年版「カリメロ」について。
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 井手隆久  - 2014/12/07(日) 10:18 -

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▼Laver@管理人さん:


更新お疲れ様でした。

40年も前の番組の詳細を調べるのは大変だと思いますが、頑張って下さい。


私も60年代から70年代のテレビドラマを追跡調査中ですが、当時は高価なビデオテープを再利用して、重ね撮りしていたためほとんど残っていません。
残念です。

でも、テレビ局には残っていなくても、奇跡的に個人所有してたというケースもあります。テレビ局のスタッフが内緒でDVDを作っていたという例もあります。

「ひょっこりひょうたん島」というNHKの人形劇がありましたが、もちろんビデオはほぼ残っておらず、熱心なファンが毎回ノートに書き記していたストーリーが唯一の資料となり、番組の詳細が日の目をみたという例もあります。


心に残った作品を忘れられずに、熱心に追い求めた成果だと思います。頑張って下さい。
 

Re:1974年版「カリメロ」について。
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 Laver@管理人  - 2014/12/10(水) 23:12 -

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>40年も前の番組の詳細を調べるのは大変だと思いますが、頑張って下さい。

ありがとうございます。
カリメロは、DVDなどのソフトの発売はないですが、
CSで放送されましたし、個人的には全話録画できましたし、
本放送から何も展開がないという作品に比べれば恵まれていますね。

時間に余裕ができ次第、更新作業を続けたいと思います。
いろいろとありがとうございました。
 

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