第2回 第4話
遅刻戦争
1974年10月22日放映
脚本:井手隆久
作画監督:?
美術:?
演出:?
主な登場キャラクター
カリメロ
プリシラ
ピーター
デッパ
ブータ
パパ
ママ
あらすじ
毎日のように学校に遅刻してしまうカリメロ。学校への道を懸命に走るのだが、車で学校へ向かうピーターに邪魔をされて、どうしても間に合わない。次の日はなんとか朝早く起きようとするが、起きられずにやっぱり遅刻してしまう。ペナルティーであるグラウンド1週をしながらみんなにばかにされ、明日こそは遅刻しないと決意する。
翌朝、早起きした(徹夜した?)カリメロは「これでぼくは勝った!」と勇んで学校に向かうが、あまりに早すぎたため、教室にはまだ誰も来ていない。待ちくたびれたカリメロは、教室で眠ってしまった。
やがて生徒たちが登校してきたが、カリメロは眠ったまま。それを見たピーターは、カリメロをそっと学校の外へ運び出してしまう。カリメロが目を覚ましたときはすでに学校のベルが鳴り、この日も遅刻となってしまった。
次の日はたくさんの目覚まし時計を用意して遅刻しないようにとがんばるが、それでも寝坊してしまう。結局遅刻をまぬがれられないカリメロであった。
感想
カリメロが努力をするが、ピーターに邪魔をされて報われずに終わるという、「カリメロ」の王道のようなパターン。ママが言うように、もっと早く起きればいいだけなのだが・・・。
カリメロが教室でみんなを待っている間、一人芝居をするシーンがあるが、フクロウ先生の物真似をしたりして笑える。
メモ
・ピーターが自動車で学校へ向かうのはいかにもお金持ちのおぼっちゃまだが、運転しているのはなんとピーター自身。しかも両親が留守なのをいいことに乗り回しているらしい(あるいは親公認か?)。普通なら無免許運転だが、「カリメロ」の世界では許されている?
・遅刻する生徒を校舎の前で監視しているのがプリシラ。風紀委員でも務めているのだろうか?