#001 タマゴのぼうしの秘密

カリメロのトレードマークとなっているのが、タマゴのぼうし。このタマゴは、カリメロ自身が生まれたタマゴの殻です。カリメロは、『ママのにおいがする』と言って、このぼうしをとても気に入っています。

本サイトのタイトルに使わせてもらった#3の＜タマゴのぼうしはすばらしい＞では、このぼうしが大活躍します。汽車の煙、雨、栗のイガをふせぎ、水に浮かべてボート代わりにもしました（この使い方はオープニングにも出てきますね）。こういった使われ方にも耐えられるということは、そうとう丈夫なのでしょう。

カリメロは時折、このぼうしの中に身をすっぽりと隠してしまいます。しかし、これはよく考えると奇妙です。身を隠せる大きさだったら、頭にかぶせたままにはできないはず。逆にいうと、頭にかぶせられる大きさの中に全身を隠すのは難しいはずです。まあアニメに対してこういうことを指摘するのは野暮ですが、もしかしたら伸縮自在のタマゴなのかもしれません。

プリシラやピーターは『赤ちゃんっぽい』といってバカにしますが、タマゴのぼうしをかぶっていないカリメロは考えられないというほど似合っているのは間違いないでしょう。